まったり仕様のスターバックス


昨日、銀座の松屋裏にあるスターバックスに入りました。

暖炉がありました。。。。
そして暖炉を取り囲むようにフカフカ1人がけソファーが!優雅です。

比較的広いフロアに、暖炉スペースや、勉強机スペース(PC用電源完備)など、明らかにお1人様使用になっています。テーブル席も、一応2つの椅子がついていますが、テーブルサイズは1人用。2人分のプレートを置いてしまうと手狭です。利用客をみていても、休日夕方の時間帯にも関わらず6割がお1人様。他の4割も、ただおしゃべりをしているのは数組のみで、ほとんどのグループが個々に何かをしていました。勉強や仕事だったり、読書だったり。

フロア全体が“まったり作業モード”なので、おしゃべりを楽しみたい人は別の店鋪にいくのでしょうね。話が目的のグループはコーヒーを飲んだらそそくさと出て行きます。逆に、作業が目的の人はズーーッと居座るようです。私の陣地の周辺には、明らかに5、6時間は居てそうな大学研究員風女性や、学者風西洋人、インテリ風インド人。前者の2人は、資料を積み上げノートPCをカチャカチャ。インド人は優雅に足を組み新聞を広げており、私は半寝の状態で読書をしておりました。それぞれが周りを少しずつ気遣い、とっても大人な空間。数百円のコーヒーで、良い時間を過ごしました。
非常に回転が悪そうなのですが、場所柄テイクアウトも多いようで注文カウンターは常にお客がいる状態。営業成績に問題はなさそうです。


スターバックスが日本に出来た頃、回転重視の簡易コーヒーショップだった気がします。カウンターで手軽に美味しいコーヒーを飲める。だからこそ、あの紙コップだったはず。
いつの間にか方向性が変わったんですね〜。
マクドナルドも、無線LANを使用できるようにした影響か、店内でお勉強をする人が増えているようです。ファーストフードビジネスも、フードだけではなく空間も売るようになってきたってことでしょうか。こう言う変化って、数年前からの“お1人様”ブームが定着して来たってことなのかもしれませんね。

今後、究極のファーストフード「回転寿し」に変化は見られるのでしょうか?