2007-01-01から1年間の記事一覧

ミャオ族の村 その1「石枡」

凱里には特別見るべきものはなく、半日いれば充分。旅行社に凱里周辺の村に行くプランをたててもらった。日本語を話すガイドがいるということだったが、カタコトのカタ程度だったので、別の英語を話せるスタッフにお願いした。2日間、車をチャーターして(…

凱里

凱里は、黔東南ミャオ族トン族自治州の州都。少数民族が約70%をしめ、そのうちミャオ族が約40%、トン族が約30%、他にプイ族やヤオ族などが住んでいる。町中に住んでいる少数民族は、それぞれの民族衣装ではなく洋服を着ている人が多い。街には今どきの若…

「鎮遠」「鎮遠から凱里へ」

9月18、19日の二日間、鎮遠で過ごす。 「鎮遠」は貴陽から東へ350キロに位置する古い町、紀元前277年に県が設置され、その後も歴代王朝の重要な軍事拠点とされた。東西に河がながれ、その両岸に民家や寺院仏閣が張り付くように密集している。 私は、旅行に…

貴陽から鎮遠へ

「貴陽」から電車に乗って「鎮遠」へ向かう。約6時間。 「鎮遠」、日本読みで【ちんえん】。中国読みだと【ジェンユエン】。 ホテル前でタクシーを捕まえ、「貴陽駅」と中国語で書いて見せると、運転手は首を傾げて「火車(日本語で汽車)か?」と尋ねてくる…

「石頭寨」「屯堡古鎮」

「貴陽」の西約100kmに位置する町「安順」周辺の村に行った。 バスとタクシーを利用すれば行ける村ではあるのだけれど、他の村の情報を得る目的もあって、現地旅行社に依頼して、車と日本語ガイドを手配した。 天気は雨。まあ、そんなこともある。 ホテルで…

中国貴州省 貴陽

昨年年末、JALマイレージの一部使用期限が近づいているのに気がついた。私の獲得マイル数では中国までしか行けない。しかも、ほとんどの路線で満席。忙しくしていたのもあり、ひとまず空きがあった広州行きのチケットにマイル交換しておく。 さてさて、広州…

「グアンタナモ、僕達が見た真実 」

パキスタン系英国人の青年4人が、軽い気持ちでアフガニスタンに入国。そのうち3人が無実の罪でグエンタナモ米軍基地に拘束される。彼らが帰国し自由な生活に戻るまでの壮絶な体験記。 米軍に拘留されている間の拷問は酷いものだが、拘束されるまでのアフガ…

 「憑神」「100万ドルのホームランボール 捕った!盗られた!訴えた!」

昨日に引き続き、最近見てつまんなかった映画。 「憑神」 ツキのない侍と、彼に取り憑いた3人の悪神の友情と生き様を描いた時代劇コメディー。 あれはあれで良いのかなーーー。いや、子役3人が、、、下手過ぎなんですよ(笑) あまりの下手さかげんに笑っ…

「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」

最近見て、つまんなかった映画 「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」 楽しみにしていたんだけどな。期待はずれだった。製作側に「あなた達、こうゆうの好きでしょ?」って言われてる感じがする。あざといぞ。 似たような演出の映画に「嫌われ松子の一生」があ…

「イラク-狼の谷-」

制作はトルコ。そのトルコでは客員動員数でトップになったらしい。だけど他の国で受け入れられるかというと、、、難しいかもしれない。少なくとも日本でヒットすることはないでしょう。 ハリウッド型の勧善懲悪アクション映画を、舞台がイラク、正義の味方の…

]2007年上半期

2007年上半期に見た映画、面白かった順に並べ替えてみた。あくまで面白かった順であって、良い映画順ではないので。 ランク順にしてみると、やわらかフィクション(国内)部門では「舞妓Haaaan!!!」がトップ。。。なんてこったい。犬神家とか上の方にもって…

「バベル」

GW、帰郷先の大阪で映画「バベル」を見た。 伝えること 伝わること 繋げること 繋がること そんな話し。 別に感動する話しでも涙する話しでもない。 ただ、深く“納得する”話しだった。 この映画を撮り始めた頃、監督は「コミュニケーションの難しさ」を 撮ろ…

「パラダイス・ナウ」

舞台はイスラエル占領地のヨルダン川西岸地域の町ナブルス。ときおり飛んでくるロケット弾による地響き、唐突に封鎖される道路。車の修理工で働く青年サイードとハーレドは、将来に対する希望も持てず、たんたんと占領下の日々を暮らしている。 そんなある日…

「約束の旅路」

1984年、エチオピアのユダヤ人をイスラエルへ移送する「モーセ計画」。イスラエル主導で行われたこの作戦で8千人の命が救われたと言われるが、その旅路、疲労や飢え、襲撃や拷問で命を落とした人は4千人にものぼる。 エチオピアで家族を亡くし、母と二人で…

「ラストキング・オブ・スコットランド」

映画「ラストキング・オブ・スコットランド」を見た。 1970年ウガンダ、クーデターにより政権をとったアミン大統領のお話し。主治医であり側近のスコットランド人医師の視点で描かれている。 映画の冒頭、事実に基づいた話しだと字幕スーパーがでるけど、か…

「ドリーム・ガールズ」

ずーーっと歌です。上演時間の半分くらいは歌です。とにかく歌です。物語はこれといって面白くないので、正直言って、最後はダレました。見て損したとは思わないけど、そんなに私は感動はせず。。。 でも、私の前に座っていた50代男性は、エンドロールが始…

「パフューム ある人殺しの物語」

気持ちの悪い映画でした。ウジ虫いっぱい。でも嫌いじゃないです。こういうバランスの悪い人の話しは好きです。中世パリ、産まれてすぐ捨てられた男の子はめちゃくちゃ臭覚がすぐれてまして、成長して香水を調合する仕事につくんです。ただ、愛を知らずに育…

「LOFT ロフト」

黒沢清監督のホラー映画です。基本的にホラーは嫌いで見ません。でも、黒沢監督の新作「叫」が良いって話しもあって、とりあえず黒沢ホラーに耐えられるが自宅で検証しました。 結果は、テレビサイズならぜんぜん平気だけど、スクリーンで見る気にはなれない…

「かもめ食堂」

やんわりほんわり面白かったです。 フィンランドで小林聡美が一人で切り盛りするカフェ風食堂「かもめ食堂」。そこに転がり込むのが片桐はいりと、もたいまさこ。 つまんない訳がない。 この食堂に来る人は一癖も二癖あって、ちょっと生きにくそうなんだけど…

「不都合な真実」「蟻の兵隊」

今日は映画をハシゴしました。 落ち込みそうなドキュメンタリー作品2連発。 終戦後も中国に残留し内戦を戦った元兵士が、真相を解明するために奮闘する「蟻の兵隊」。 米ゴアさんの「不都合な真実」。 「蟻の兵隊」は、ずっと避けてた映画だったのですが、…

「それでもボクはやってない」

言わずと知れた周防監督の最新作です。 もっとブラックジョーク満載の映画だと思っていたのですが、静かだし、映像もフラットな感じで、真面目な映画でした。 でも、真面目と言っても堅い印象はなく、あくまでヤンワリ描いています。さすが周防監督です。他…

「愛の流刑地」

今日は、早めに仕事が終わったので映画を見に行きました。 「それボク」のつもりが、時間が中途半端だったので 裁判繋がりで「愛の流刑地」に、、、。 三十路を過ぎた女が一人で見てるってのは、、、 なんかちょっと気恥ずかしいですね(自意識過剰) フツー…