「愛の流刑地」
今日は、早めに仕事が終わったので映画を見に行きました。
「それボク」のつもりが、時間が中途半端だったので
裁判繋がりで「愛の流刑地」に、、、。
三十路を過ぎた女が一人で見てるってのは、、、
なんかちょっと気恥ずかしいですね(自意識過剰)
フツーーーに面白かったです。
噂通り、長谷川京子は問題ありでした。
シリアスなシーンで客席から苦笑が漏れました。。。
でも、まあ、あれは長谷川京子のせいじゃないかも、、。
他の役者が良かったので、彼女だけ浮いちゃったんでしょうね。キャスティングの失敗。
あと、なんか全体的にどの役者さんも“わざとらしい”。
そういう演出なんだと思うんだけど、「私、演技してます」って感じがします。その方が雰囲気あるんかな。
物語は「自分のために恋人に犠牲を強いる」って、どうなんだろうねってことなんだと思う。恋人の手によって殺人者にされてしまった主人公は、その恋人の行為を“愛情”として受け止めている。
それが彼ら「2人だけの世界」の話しなら問題はない(?)んだけど、それぞれに親もいれば子供もいる。そして法律がある。
裁判では、家族や仕事仲間が主人公達2人の愛情と世界についていろいろ言う訳ですが、裁判で初めて「2人だけの世界」が、社会にさらされちゃったりします。
映画は「愛さえあればボクは良いのだ」って感じで終わりますが、社会の中で生きていることを考えると「愛しているから…」ですむ問題ではないってことも、この映画は言っている気がします。
子供はどうするんだ、子供は。。。。
と、そんなことを言っていると、豊川悦司に「あなたは、死ぬほど人を愛したことはあるんですかぁぁ!!!」と言われちゃうんでしょうか。
そう言われると、、、ねえ、、、返す言葉はないですが、、、、。