亡命する時は「バヌアツ」へ

yahooニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060713-00000068-jij-int
 
「最も幸せな国」はバヌアツ=先進国は軒並み下位
               −英シンクタンク


地球上で最も幸せな国は、人口20万人で経済活動も小規模な南太平洋の島国バヌアツ共和国−。英国の独立系シンクタンクが12日公表した「地球幸福度指標」で、このような結果が出た。先進国は軒並み順位が下で、日本は対象178カ国中95位、英国108位、米国150位などとなっている。(時事通信) - 7月13日



「地球幸福度指標」ってなんじゃ?
どうやって調査したのか気になる。国民への意識調査ってわけでもなさそう。紛争の有無や環境汚染度なんかを点数にして計算するってのも、、、幸せを計算するのって、なんかピンと来ないな〜。

ともあれ、バヌアツ共和国
オーストラリアの東にある島国らしい。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/vanuatu/data.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%8C%E3%82%A2%E3%83%84

あのエロマンガ島も、この国の領土なのだとか。


で、この国、私のツボにはまるネタ満載だ。

輸出品目に、堂々と『カバ (kaba,健康飲料)』が名が。
『カバ』、ボリネシア系の島に行くと必ずカバの洗礼をうける。客人をもてなす礼儀でもあるらしく、始めの挨拶の時に、黄土色の木の根の汁を出される。手を2拍したのち「カバ!」と唱えてから飲むのが決まり。日本人の感覚だと、ただの土臭い木の汁(T_T)
でも、現地の人にとっては日常生活にはかかせない飲み物で、村でも街角でも市場でも、どこでもそこでもカバを片手に談笑するする姿がみられる。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%90_(%E8%96%AC%E7%89%A9)


宗教は、長老派教会 36.7%、英国国教会 15%、カトリック教会 15%、 地域固有の伝統信仰 7.6%、セブンスデー・アドベンチスト 6.2%、キリスト教会 3.8%、その他 15.7%。その他には、ジョン・フラム・カーゴ・カルトが含まれるそうだ。

地域固有の伝統信仰より1%少ないだけの、セブンスデー・アドベンチストって何???と、検索してみたら
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Asagao/9237/sda.html
突っ込みどころ、満載です!!
仕事辞めるなよ〜(泣)安息日を変えるなよ〜(号泣)


公用語は、ビシュラマ語(ピジン英語)、英語、仏語の3つ。ビシュラマ語は現地の言葉と英語が混ざって出来た言葉だそうだ。
歴史的な背景はいろいろあるだろうけど、混ぜちゃった言葉を公用語にしてしまう感覚、私は大好き。


なんとなく、この国の人が「幸福」である理由が分かった気がしました。。。。
ついでに、国歌

我々は言えることが嬉しい
我々はバヌアツの民だと

神は我々にこの土地を与えた
我々はそのことを(又は「神に」)深く感謝している
我々はここにおいて(あるいは「神によって」)強く、自由である
我々は皆兄弟である

我々は言えることが嬉しい
我々はバヌアツの民だと

今までも多くの道があり
今日も多くの道がある
しかしこれからはたった一つを
我々のこの道を

我々は言えることが嬉しい
我々はバヌアツの民だと

我々にはここで多くの仕事ができる
我々の全部の島で
神は我々全員を助ける
彼は我々の父である

我々は言えることが嬉しい
我々はバヌアツの民だと

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%8C%E3%82%A2%E3%83%84%E3%81%AE%E5%9B%BD%E6%AD%8C