「石頭寨」「屯堡古鎮」
「貴陽」の西約100kmに位置する町「安順」周辺の村に行った。
バスとタクシーを利用すれば行ける村ではあるのだけれど、他の村の情報を得る目的もあって、現地旅行社に依頼して、車と日本語ガイドを手配した。
天気は雨。まあ、そんなこともある。
ホテルでピックアップしてもらい、安順方向へ向かう。道は整備が行き届いている。
ガイドのヨウさんは、日本語がペラペラなだけではなく、日本国内のことについてもよく知っている。安倍氏突然の辞任から、福田氏有利なんて話し。年末の紅白で、DJ OZMAのバックダンサーが裸に見える衣装を着て…という一連の出来事なども、私より詳しい。
日本語のメディアを見てるのかと思えば、そうではなく、中国語のHPにリアルタイムでアップされるのだとか。
そんな話しをしていると、アジア最大の滝「黄果樹瀑布」に到着。
でかい。狭い日本じゃ無理な滝だ。
ぼけーーとしてたら、コケル。
食事を済ませ、プイ族の村「石頭寨」へ。
ここは観光村になってはいるものの、何があると言うわけではなく、石でつくられた家々をみてまわる。
この村はろうつけ染めで有名。
ちょうど作業をしていたので、見せてもらった。
ただ石頭寨の人達は、普段、洋服を着ているようで、残念ながら民族衣装を着ているのを見ることはできなかったのだけど、ちょうど、中国人の旅行者が、お祭りのときに着る衣装を着せてもらっているところに遭遇。写真を撮らせて貰えた。
石頭塞を出て1時間ほどで、屯堡古鎮(日本読みで【とんほこちん】中国読みで【トゥンバオグージェン】)につく。
ここは少数民族ではなく漢族の村。老漢族と言われることもある。
明の時代に、少数民族の蜂起を抑えるために派遣された屯田兵の末裔が当時の生活習慣を残したまま生活している。
ここも、彼らの生活の場であると同時に観光客に見せるための観光村である。ちゃんと入村料をとられる。まあ、物珍しげにじろじろ見られるんだから、お金ぐらい要求したくもなるだろう。
写真 写真
村に入ると、歓迎のお茶が振る舞われる。どくだみ茶みたいな味。身体に良いらしい。
明時代からの建物をみると、石の板を積み上げてつくられているのがわかる。ガイドのヨウさんの話しによると、米を混ぜた練り物で石板を固定させているのだとか。よく見ると米粒が見えると言うのだけど、私にはよくわからなかった。
「地戯」という伝統演劇がある。