凱里

凱里は、黔東南ミャオ族トン族自治州の州都。少数民族が約70%をしめ、そのうちミャオ族が約40%、トン族が約30%、他にプイ族やヤオ族などが住んでいる。

町中に住んでいる少数民族は、それぞれの民族衣装ではなく洋服を着ている人が多い。街には今どきの若者向けの服を扱う店も沢山あった。

とは言え、凱里の郊外にある村々から野菜などを売りに街にでてくる村人もおり、青い民族衣装を着て市場で働いていた。


 


歩道に横に並んで座って、裁縫をしている人達もいた。


 


街をフラフラしていると、ソフトクリーム発見。
味薄め。シャーベットみたい。1元(16円)ナリ。



街の中心にある十字路から、西の方角にまっすぐ歩いて行った。20分もすれば店が減り、道も悪くなる。さらに一本の通りを渡ると、風景は一変した。アスファルトの道は砂利道に。鉄筋コンクリートのビルからバラックへ。


 


工事トラックが砂埃を巻き上げながら走る道で、子供達はビー玉遊びに興じる。写真を撮っている間、何度もギリギリのところをトラックが勢いよく通り、子供達がひかれるのではないかとヒヤヒヤした。


 


そのまま歩き続けると、民家は少なくなり、工場が見えて来た。

牛と排気ガス。今の中国ってこんな感じですかね。